大阪音楽大学音楽学部声楽学科卒業。
オペラは「リゴレット」のボルサ役でデビュー。
その後「フィガロの結婚」バジリオ役、クルツィオ役。
「魔笛」タミーノ役、武士Ⅰ役。「春琴抄」幇間役。「カルメン」ドン・ホセ役。
オペレッタでは「こうもり」アイゼンシュタイン役。
「ジプシー男爵」バリンカイ役。「マリッツァ伯爵夫人」タシロ役など。中でも「こうもり」アイゼンシュタイン役は出演回数20回以上にも及び、関西各地で定評がある。
故レナート・カッツァニーガ、故レオナルド・マルツァガーリア各氏らに師事。
1994年第1回リサイタルを「イタリアのしらべ」と題し好評を得る。
2004年第2回リサイタルを開催、好評を得る。「出口武とその仲間たち」と題した演奏会など多数企画・出演。
JEUGIAフォーラム京都御所南・京都新聞文化センター講師。
相愛大学講師。関西二期会正会員。
講師出口武の師匠のプロフィール
レナート・カッツァニーガ
Renato Cazzaniga テノール
イタリア人テノール歌手レナート・カッツァニーガ氏は、オペラ歌手の母のもとに生まれ育ち、ミラノ市の北ブリアンツァ地方の美しいレナーテの町の静かなヴィッラに住んでいる。
声楽家の登竜門であるミラノのコンクール
“AS.LI.CO”と、ブッセートのヴェルディ国際コンクールに優勝する。レパートリーは、ヴェルディ、プッチーニ、ベッリーニ、ロッシーニ、ドニゼッティ、ジョルダーノ、チレア、マスネー、そしてオッフェンバッハと大変幅が広い。カッツァニーガ氏の演奏家としての経歴は長く、ベルカントからヴェリズモに至るまでの幅広いレパートリーを持つ。
今日に至るまで、世界的といわれる、Abbado,Muti,Patane,Gavazzeni,Pretre,Chung,Bonynge,Mazzel.Sawa llishi等の指揮者の下で、ミラノ・スカラ座をはじめ、パリ・オペラ座、、モスクワ・ボリショイ劇場、ヴェニス・フェニーチェ劇場、ヴェローナ・アレーナ野外劇場、フィレンツェ・コムナーレ劇場、ビルバオ、ダラスス、ベルリン、モンテカルロ、東京、等々世界に名だたる劇場の舞台を踏み続けている。
最近の演奏としては、ミラノ・スカラ座でRostropovichの指揮で、チャイコフスキーの“Mazeppa”そして、Pretreの指揮による“Turandot”また、スイスのアヴァンシュの野外劇場ではTrovatoreを友人のLeo Nucciと競演した。
氏の中にある、溢れんばかりの華麗な音楽性と、彼の持つ声楽科としての天性の根本的な要素である、その、冴えていてしかも柔らかく、豊潤な声の音色は、常に注目され、聞く人々に大きな感動を残している。
レオナルド・マルツァガーリア Leonardo Marzagalia ピアニスト
ピアニストで作曲家でもあるレオナルド・マルツァガーリア氏は、北イタリアのマッジョーレ湖畔に生まれ、ミラノのヴェルディ音楽院を最優秀で卒業し、同音楽院で教鞭をとりながら数多くの演奏活動を行ってきた。
マルツァガーリア氏は、コレペティとして非常に高く評価されており、Simionato, Bergonzi, Di Stefano, Leo Nucci など多くの著名な声楽家と共演をしてきている。
感性の高い演奏家としてまた、軽妙で品のある作風の作曲家として、ヨーロッパ諸国はもちろん、米国、日本、カナダ、オーストラリアなど、海外からの招聘も毎年回を重ね、今日まで数多くのコンサートを成功させてきている。
マルツァガーリア氏がソリストとして、有名な曲の一節を奏でる時、何時の間にか不思議な魅力の空間に包まれてしまう。
こんなエピソードから、しばしば批評家から、コンサートの”Incantatore”(魔法使い、魅惑に引き込む人)という評価を受けてきた。
(イタリア文化会館 東京 イベントページより)
レナーテ声楽教室
〒561-0802 大阪府豊中市曽根東町 2-3-13
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